『和蘭接続詞考』の作者資料と出版社と出版年代
『和蘭接続詞考』の作者資料と出版社と出版年代を教えてください。『和蘭接続詞考』の作者資料と出版社と出版年代を教えてください。 なしpirrip_pirrip_pirripさん :
ご回答ありがとうございます。ただし、『訂正和蘭接続詞考』の刊行社も提供してもらえば幸いと思います。『和蘭接続詞考』は大槻玄幹(蘭学者の大槻玄沢の長男)が『訂正和蘭接続詞考』という表題で1816年に刊行したものです。
現在は松村明・吉田東朔の監修による『和蘭文法集成』第6巻(ゆまに書房,2002年)に収録されています。
国立国会図書館の書誌情報
請求記号 KS443-G4
タイトル 和蘭文法書集成. 第6巻
出版地 東京
出版者 ゆまに書房
出版年 2000.2
形態 1冊(ページ付なし) ; 27cm
シリーズ名 近世蘭語学資料 ; 第4期
注記 複製
注記 折り込2枚
内容細目 訂正和蘭接続詞考 / 大槻玄幹著 (1816年刊)
内容細目 属文錦嚢 / 吉雄権之助著 (1821年刊)
ISBN 4-89714-968-1
入手条件・定価 5000円
全国書誌番号 20047988
個人著者標目 松村, 明 (1916-2001) ∥マツムラ,アキラ
個人著者標目 古田, 東朔 (1925-) ∥フルタ,トウサク
普通件名 オランダ語 -- 文法 ∥オランダゴ -- ブンポウ
Process?MODE_10100001=ON&SEARCH_WINDOW_INFO=01&THN=1&INDEX_POSITION=0&DB_HEAD=01&SORT_ORDER=01&SHRS=RUSR&QUERY_FILE=7868371498_9553867&TA_LIBRARY_DRP=99&DS=0&CID=000002868285&SS=01&SSI=0&SHN=1&SIP=1&LS=7868371498
〔補足〕
『和蘭接続詞考』は毛筆で書かれたものであり,活字本はありませんから出版社とか版元もありません。
国文学研究資料館の日本古典総合目録によれば,大槻茂楨が『和蘭接続詞考』を撰し,それを大槻玄幹が文政9(1826)年に写本したものが静嘉(静嘉堂文庫)などにあるとなっています。
◆国文学研究資料館の「日本古典総合目録」
統一書名 和蘭接続詞考 ( おらんだせつぞくしこう ), K, 1
巻冊 一冊
角書 訂正
分類 外国語
著者 大槻/茂楨( 大槻/磐里 ) 撰
国書所在 【写】静嘉(文政九大槻玄幹写),京大,東外大(文政八写)
著作種別 和古書
KTGDefault.exe?DEF_XSL=default&GRP_ID=G0001401&DB_ID=G0001401KTG&IS_TYPE=meta&IS_STYLE=default
また,東京大学図書館の書誌によれば大槻茂禎が『和蘭接続詞考』を撰し,それを大槻玄幹が1816年(年代が一致しませんが文政9=1826が正しいでしょう)に写本(影印本)して『訂正和蘭接続詞考』としたものが静嘉堂文庫にあるとしています。
とにかく,刊行されている「ゆまに書房」の現物をご覧になれば,その経緯は書かれていると思います。なお,静嘉堂文庫とは三菱財閥の岩崎弥太郎・小弥太が集めた和漢の書籍・美術などです。
◆東京大学図書館
訂正和蘭接続詞考 / [大槻茂禎撰] . 属文錦嚢 / [吉雄權之助述]
(近世蘭語学資料 ; 第4期 . 和蘭文法書集成 ; 第6巻)
版 [影印複製版]
出版者 東京 : ゆまに書房
出版年 2000.2
大きさ 1冊 ; 27cm
別書名 原タイトル:和蘭接續詞考
原タイトル:屬文錦嚢
その他のタイトル:訂正和蘭接續詞考
その他のタイトル:譯文必用属文錦嚢
異なりアクセスタイトル:訂正和蘭接続詞考
異なりアクセスタイトル:属文錦嚢 : 訳文必用
一般注記 底本「訂正和蘭接続詞考」の題簽の書名: 訂正和蘭接續詞考
底本「属文錦嚢」の題簽の書名: 譯文必用属文錦嚢
底本: 訂正和蘭接続詞考 写本1冊 (大槻玄幹 1816年) 静嘉堂文庫所蔵本 . 属文錦嚢 写本1冊 (吉雄権之助 1821年) 静嘉堂文庫所蔵本
著者標目 大槻, 玄幹(1785-1837) <オオツキ, ゲンカン>
吉雄, 如淵 <ヨシオ, ジョエン>
books-query?mode=2&code=21092674&key=B123786857712352&TGSRC=0&IRKBN=0&IRTYPE=0